「これも今日中、あれも今日中」。納期が崩壊した現場では、すべてが最優先という矛盾が日常になります。その中で身についたのが、優先順位を"つくる"技術でした。

インパクト×緊急度で強制的に並べる

依頼された順ではなく、事業インパクトと締切の近さで並べ替えます。声の大きい人の要望が最優先とは限りません。数字と事実で並べると、やらない判断ができるようになります。

「やらないこと」を宣言する

優先順位づけの本質は、何を後回しにするかの合意です。「Aを優先するのでBは金曜以降になります」と先に共有しておくと、後の炎上を防げます。

大きな塊を薄く切る

丸ごとやろうとすると動けません。ユーザーが最初に触れる部分だけ先に出す、といった薄い縦切りにすると、限られた時間でも価値を届けられます。

学び

優先順位は与えられるものではなく、自分で設計するもの。この視点を持てたことで、平常時の案件でも「何を捨てるか」を提案できるエンジニアになれました。