「触ると壊れるから誰も触っていない」。そう言われる巨大なレガシーコードの改修を任されたとき、正直、逃げたくなりました。しかしこの地獄が、最も実力を伸ばしてくれました。
まずテストで"現状"を固める
いきなり直さず、今の挙動を再現するテストを書きます。仕様が正しいかは問わない。まず「今こう動く」を固定してから、安全に手を入れます。
小さく、こまめに、戻せるように
- 一度に一つの改善だけ
- 各ステップでテストが緑であることを確認
- いつでも戻せる粒度でコミット
直さない判断も持つ
すべてを綺麗にする必要はありません。今回の変更に関係ない箇所は触らない。範囲を絞ることが、事故を防ぎ、期限を守ります。
胆力という財産
「壊れそうな怖さ」に飲まれず、手順で安全を担保する。この冷静さは、新しい現場でレガシーに出会うたびに、自分を落ち着かせてくれます。